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ほどほどな日常の記録

記憶がよみがえるアルバム:クラムボン まちわび まちさび

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かけた瞬間に一番聞いてた時代へ気持ちが飛んでいくようなアルバムってありますよね!!

ほぼ断定する形で書き始めましたが、少なくとも自分にはそういうアルバムがいくつかあるのですが、そのうちの一枚がクラムボンの「まちわび まちさび」です。

2000年10月リリースのこのアルバム(アルバムっていう概念はもはやないのかな?)。と書いて、すでに20年たっていることに軽く衝撃を受けつつ、毎年秋になると聞いてます。一応CDも取ってあるけど、さすがにCDを引っ張り出してきて聴くことは少なくなりました。

リリースされた当時、私は大学1年生で、ポスティング(マンションの広告とかをポストに入れ、迷惑がられるアレ)のバイトをよくやってました。このバイトの良いところは、人と会うことがなく、いろんな町に行くことができることで、この事は東京の東の方、東陽町、森下、西葛西といったあたりに配りに行ってたと思います。

そんなバイトの中、ラジオ(当然rdikoなんかなく、おじさんが競馬中継とか聞くような名刺サイズぐらいのやつ)でj-wave/tokio hot100のゲストに出てたクラムボンがこのアルバムのことを話すのを聞きながら、どっかの休憩しながら聞いてたという記憶が毎度よみがえります。会話の内容で覚えているのは、シカゴの「病み上がりmix」は本当に病み上がりだったとけど、良い具合だから採用!といった内容。このころから、サマーヌードの予兆はあったのか!と今書いて思いました。

そんなベースの記憶の上に、毎年秋になると聞くことで、いろんな秋ならではのセンチメンタルな記憶(?)が良い具合に地層のように重なって、毎年いい気分で聞けるのかなと思います。

 

 

おしまい

昔、乗ってたバイク③社会人2~3年目:Triumph Street Triple

Honda VRX(↓)に続いての3台目の話。

 

nmai.hatenablog.jp

その頃の状況

大型自動二輪の免許を取ったのが2007年の前半。たしか取った直後から、海外出張に行きずっぱりになって月に一度程度しか日本に帰らない生活が半年ぐらい続いた覚えがある。記憶がすでにあいまいだから、我がことながら憶測だけど、バイクに乗れない欲求をむくむくと膨らませ、せっかく免許取ったし次のバイクへ!!となったんだと思う。

Triumph Street Triple (2007)

ストリートファイターってなんよ

その当時(今もその流れは続いているかもだけど)、ストリートファイターなるカスタムスタイルをメーカーが取り入れていった時期だったと思う。カワサキのZ1000とか、MVアグスタ:ブルターレ、ちょっと毛色が違うけどBuellとか。(Buellも一回試乗したけど、相当に楽しいバイクだった)。レプリカ系に乗るほどの気合はないけど、いかにもなネイキッドもちょっと違うなぁ、と思っていた自分はこの手のバイクにターゲットを絞り、雑誌を読み漁っていた。特に読んだのは以下のやつ。クラブマンもとうの昔に廃刊(休刊?)。。

 

www.amazon.co.jp

2つ目と3気筒にやられる

上の雑誌に載ってたのはSpeedTripleだったが、目玉といい3気筒といい非常に気になる存在だった。いまじゃ、3気筒は割と普通だと思うけど、当時はトライアンフぐらいしかなかったような。しかし、1050ccという排気量と価格にひるんでいた。といったタイミングで発売されたのがStreetTripleだった。すでに出ていたDaytona675のネイキット版といったポジション。まさにこれが自分の欲しいバイク!となり、2007年の後半のどっかで予約を入れ、年明けすぐに納車だったような気がする。

 

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乗り出して

400からの乗り換えなので、なんの不満もなく楽しく乗った。程よいポジションと、2気筒でも4気筒でもない3気筒エンジンのトルクフルな特性や、ドロドロした排気音は気持ちよかった。なので、当然あちこちへ走りにいった。

日常となった、日本海や。

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西の方へ向かい、初めて九州に上陸したり。途中、山口県のガードレールはオレンジだってことを知ったり、

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ツーリングのあとは雲母坂の入り口あたりで一休みしたり。

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さよならの予感

とまあ、何の不満もなく乗っていたのだけど、、そんなときに起こした自損事故。周山街道の名田庄からの帰り、峠に入る入り口のヘアピン、なぜだか全く体が動かず、オーバーラン。対向車いなくてほんと良かったし、そのまま川まで落ちなくて良かった。

goo.gl

幸い、人間は無傷であったが、車体はリアホイール等にダメージを受けていた。そんなことを切っ掛けに、色んな理由を自分でつけて、次のバイクへ乗り換えることにしていた。今思い返すと、何考えてんだといった感じだけど、勢いは止まらないといった感じだったのか。ちょっとどうかしてる。

乗車期間:11か月、走行距離:11,000Km。

 

つづく。

Hotel Moon Beach へ行ってきた。

先週末、今のうちにと隙を見て(?)ホテルムーンビーチへ行ってきた。残念ながら天気がいまいちだったのですが、建物自体が好きなので満足です。

Hotel Moon Beach (1975)

1975年に竣工したホテルで、DOCOMOMO JAPANにも選定されています。
圧巻の吹き抜けはいつ来ても心奪われます。自然の成長とともにイイ具合に建物が年を取っている建物だと思います。

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夜景もなかなか。

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池の横にはテーブルと椅子があるので、軽くいっぱい飲みながらぼーっとしたいのだけど、はしゃぎ盛りの子供二人には許してもらえない。

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今回は天気がいまいちだったので、室内(と言っても屋根は解放だけど)の温水プールにしか入れませんでした。

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手すりも好きです。

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外でも中でもない空間だらけのこの建物は、今のご時世、一周回って最先端って感じがします。維持は大変だろうけど、長く残ってほしい建物の一つです。